堀尾：創業以来のお付合いなので40年になります。

石川：我々も30年来になりますね。

堀尾：今までは、完成品を適材適所に組み立てる、という感覚だったのが、プラスGというフレームの誕生以降は、デザインのバトンがこちらサイドに渡されたように感じています。

石川：そうなんです。プラスＧは、パーツを選んで組み合わせていく商品であるということが、最大の特長です。弊社からの推奨スタイルはありますが、プランナーの方が自由にイメージして組み合わせることで、個性あるエクステリアを創造することが可能です。
それ故に、腕の見せ所であり、デザイン力が求められる商品になっています。

堀尾：プランナーの目からすると、平面を埋めていくのではなく、空間を立体的に構成していく発想、デザイン力が求められる商品だと言えると思います。
私個人としては、このプラスＧを使ってのデザインは、やりがいがあって楽しいですね。お客様の反応も良くて、みなさん「おっつ！」と驚き、大変喜んで下さいます。

石川：堀央創建さんは、弊社のコンテストで22年連続受賞を重ねていて、そのことからおわかりいただける様に、まずデザイン力が素晴らしいですね。また、そのデザインを実際に手掛ける施工力も高品質だと感じます。施工は下請けに…という会社が多い中、堀央創建さんは、職人も自社の社員というのもこだわりですよね？

堀尾：はい。工事を手掛ける職人は、ほぼ自社に在籍する職人です。技術はもちろんですが、名刺の渡し方やご挨拶の作法といった、社会人としての基本となる社員教育もしっかり行っています。
ですから、施工現場でも、お客様からお褒めいただけることが多く、その点は弊社の誇れる点だと自負しています。

石川：全国各地の協力会社様が、弊社の製品を使って施工を行って下さっていますが、正直、堀央創建さんのように、デザインから施工に至るしっかりとしたシステムや社員教育が整っている企業はなかなかありません。商品を提供するメーカーとして、大切なお客様を安心して任せることができる信頼のおける存在なんです。
過去にも何度も、同業他社様を対象に、堀央創建さんの社員教育等を勉強させていただく見学会を開催させていただいていますが、大変参考になったとお喜びの言葉を頂いています。

堀尾：ありがとうございます。
弊社からしますと、LIXILさんの製品は、デザイン面も品質も、どの商品も一つとしてハズレがないんですね。ですから安心してお客様にもおすすめできますし、プランナーとして、イメージもより一層広がります。製品をどう使いこなそうか、といった意欲が湧きます。
弊社にお寄せいただく信頼に、できるだけお応えできるようにより一層励んでいきたいと思います。

石川：プラスＧをはじめ、弊社の製品を極めて難易度の高いレベルで使いこなしていらっしゃる堀央創建さんのこれからの活躍に、より一層期待しています！

堀尾：エクステリアは全くの自由。プランナーが10人いると、まさにプランは10通りあるわけで、「無」からどんな風にも創り上げていくことが出来る分野です。自分のひらめきやアイデアをカタチにしたい、というタイプの人にとっては、願ってもない職種だと思います。

石川：エクステリアがなくても、家に住むことはできますよね。けれど、家の格を上げる美観的な要素をはじめ、防犯であるとか災害対策といったことを通して、社会貢献できる業界だという点も魅力だと私は捉えています。
何よりも、お客様からお喜びの声をいただけることが、本当に励みになります。

堀尾：はい。そういう意味合いからも、われわれは、お客様の想いをできるだけ現場で拾い、LIXILさんにお伝えするように心がけています。常にお客様の「ありがとう」を身近に感じることができることもエクステリア業界の醍醐味なんじゃないかな。

石川：建築業界を、汚れる、しんどい…といったマイナス面で語る人も多いんですが、暮らしの土台を作る、守る。そして、多くのお客様の幸せに直結するとてもやりがいのある仕事です。堀央創建さんには、これからも業界で活躍する人材をどんどん輩出していただきたいと願っています。