リアル対談
2社のお付合いは?
堀尾:かなり長いですね。
横田:私が名古屋支店に転勤依頼して13年。それ以前からのお付合いですから。
堀尾:もう、20年以上になるので、気心の知れた関係ですよね。
メインの取引商材は?
横田:そうですね。タカショー自体が、お客様が庭で楽しむのための商品を主力としていることもあり、堀央創建さんには、主にガーデンエクステリア関連の商品をご提供させていただいています。
堀尾:今、ステイホームで自宅での過ごし方にスポットが当たっていることから、ウッドデッキ用の材や、庭で使う目隠しや、オールグラスポーチといったガーデンハウスの施工依頼が増えています。タカショーさんは、その関連の商品が実に豊富ですよね。
横田:はい、自負しています!
ただし、弊社はあくまでも素材を提供するメーカーなので、コンテストでの受賞歴の多い堀央創建さんが、弊社の製品をどんな風に使いこないしてくれるんだろう、という期待度が高いです。
堀尾:「タカショー庭空間施工例コンテスト」の2023年度のコンテストでも受賞できて大変うれしく思います。コンテストは励みになりますし、同業他社様の作品に触れることで、大いに刺激になります。
横田:コンテストの受賞作品は全国の同業他社様に一斉発信されていますので、堀央創建さんの作品を見て、参考になさる会社も多いと思います。製品に対して、品質や機能性、デザイン面等、しっかりとした基準をお持ちなので、提供する私たちにとっても、堀央創建さんに新商品等を紹介する際には、正直かなり気合が入ります。
堀央創建の評価できる点は?
横田:まず、弊社はメーカーなので、お客様と弊社を繋いでくれる堀央創建さんの存在は非常に重要です。
しかもガーデンエクステリアに特化したニッチなメーカーということもあって、結果として弊社の製品を購入下さるお客様は大勢いらっしゃいますが、ブランドとしてのタカショーの名前はまだまだ認知度が高くはありません。そこをフォローしてくださるのが、堀央創建さんです。
堀尾:弊社ショールームにもタカショーさんの製品を展示させていただいていますが、その魅力を余すことなくお客様にお伝えするためにも、商品知識の構築はもちろんですが、ディスプレイもかなり気合入ってます!
横田:弊社の製品は、完成品をそのまま置いてくださいね、というタイプのものではなく、たとえばガーデンルームにしても、現場で創作的に活用できるパーツをご用意し、自由にデザインしてください、というスタイルなんです。
カラーバリエーションもかなり豊富で。
堀尾:主要なカラーだけでも100色ほど。これだけの色が揃うメーカーさんは非常に希少で、タカショーさんの大変素晴らしい部分です。弊社からお客様に提案する際にも、実に豊富な色バリエーションから選んでいただけるので、例えば家屋に合わせて微妙なトーンまで表現できたりします。
横田:そうなんです。「そうか、このパーツを個々に使うか!この色をここに使うか!」といった風に、視点から完成品を見ています。堀央創建さんの企画力、イメージを実現する施工力はすごいですよ。
堀尾:タカショーさんの商品にも、他にはない企画力や発想力がそもそもあるんです。たとえば、屋根や庇といえば雨風を防ぐもの、という固定観念を離れて、風や光をコントロールする屋根とか。
どうやって使いこなそうか、と、どんどんイマジネーションが膨らみます。
この業界の魅力は?
横田:弊社は、現場こそが作品というスタンスです。立地条件、お客様の好み、家の形状、ご予算等、エクステリアの現場は、一つとして同じ現場はなくて、そこが面白い部分だと思うのですが。
堀尾:はい。だから、全然飽きない!いつも新鮮な気持ちで一つひとつの現場と向き合うことができます。
横田:商いは飽きないと言いますけれど、本当にその通りです。量産品をとにかく売りまくって数で勝負、ということではなく、価値を扱う感覚かな。
堀尾:ガーデンエクステリアを検討中のご家庭は、ご結婚だったりマイホームを手に入れた方だったり、何というか、幸せな方がほとんどです。その幸せを形にしていくお手伝いができる仕事。それもこの業界の魅力です。
これからも幸せな笑顔あふれるガーデンエクステリアをどんどん増やしていきたいですね。
横田:メーカーとして、心から期待しています!